優雅で上品な演奏に浸れるビル・エヴァンスのライブ盤
ジャズの歴史上きわめて重要なピアニスト、ビル・エヴァンスは、「ピアノトリオ」と呼ばれるピアノとベースとドラムの三重奏によって多くの名演を生み出した。今回紹介するのは、ビル・エヴァンス・トリオのライブ録音盤。ジャズらしさを体現した叙情的な演奏が堪能できる。
１９７９年、ラスト・トリオでの演奏！
79年、ブエノスアイレスでのコンサートを収録。マーク・ジョンソン（ベース）、ジョー・ラバーベラ（ドラム）とのトリオでの演奏。録音の翌年にエヴァンスは他界、いわゆるラスト・トリオでのライブで、死の予感など一切感じさせぬ躍動感のある演奏が繰り広げられる。