出逢い、別れ、悲しみ、喜び…人生の節目に、側にあった想い出の演歌・歌謡曲。心に残る名曲の数々を、耳に馴染んだ懐かしさ溢れるハーモニカの演奏でお届けします。
　学校で友人や先生と、家で家族と慣れ親しんだハーモニカ。幼い頃は、ただ楽しい時間を過ごしたその音色も、今聴いてみると、抒情的で憂いがあり、心がじんわり温かくなるような感じがします。幼少期や青春時代の忘れかけていた大切な記憶を思い出せてくれるようです。
　懐かしさいっぱいのメロディと心に沁みるハーモニカの音色で、古き良き昭和に浸る時間をお楽しみください。

　12才の頃よりハーモニカを吹きはじめる。
　昭和23年「NHKのど自慢コンクール」に出場し、ハーモニカでの最初の合格者となる。昭和24年世界的ハーモニカの巨匠、佐藤秀廊師に師事し、ハーモニカの芸術性と解釈を学ぶ。昭和50年、当時西ドイツで開催された「世界ハーモニカコンテスト」に入賞。その後ラジオ番組のレギュラーとして約3500曲を演奏し、「唄うハーモニカ」と好評を得る。また、数回にわたり海外の小学校を訪問して、現地の子供達にハーモニカを通して、「ドレミファ大使」として歓迎された。レパートリーはクラシック、シャンソン、ポピュラー、童謡唱歌、歌謡曲、演歌、民謡、日本調の唄等、幅広いジャンルを持っている。