
フランス北部のカレー生まれ。パリ音楽院でフルートとピアノを学んだ後、1956年に自身のオーケストラを設立。歌手ダリダのデビュー曲「バンビーノ」のアレンジ・伴奏を担当し、注目を浴びる。
1968年発表の「バラ色の心」「シバの女王」が大ヒットし、ポール・モーリアと並ぶイージーリスニング界の第一人者になった。親日家としても有名で1972年の初来日以来、幾度も日本でコンサートを行った。
綺麗なメロディと透明感ある音の響きを創り上げ、ポップスから映画音楽、クラシックまで、どれをとってもレイモン・ルフェーヴルの特性を垣間見ることができる。
2008年、惜しまれつつ逝去したが、華麗でロマンティックな名曲を数多く残し、気品あふれるレイモン・ルフェーヴルサウンドは、今なお、多くの日本人ファンを持つ。